2025/11/10(月)〜2025/11/16(日)

2025/11/10(月)

ずっと心臓がバクバクしている。ZINEフェスまであと5日しかないのに、まだ原稿ができていないのだ。

脳のバックグラウンドにずっと「やばいやばいやばい」という言葉が走っている。このままじゃ「やばい」以外考えられなくなる、と思って、いったん紙に「やばいやばいやばい」と書き出してみたらちょっとだけ楽になった。その行動こそがやばいが……。

拭いきれない焦燥感を抱えながら仕事をしていると、昼前になって突然バタタタタという音がベランダのほうから聞こえてきた。驚いて窓の外を見ると、大粒の雨がコンクリートを激しく叩きつけている。一気に降り出した雨は、短いあいだに小さな川のような流れまで作っていた。ほんのついさっきまで晴れていたはずなのに、と思って視線を上げると、空だけは急な雨に追いつけずにいるかのようにピカピカと明るい。狐の嫁入りだ。

思わずベランダに出て、外の様子をぼんやりと眺めてみる。妙に神秘的なその様子をいつまでも見ていたくなり、しばらくそこに立ち尽くしてみたけれど、結局30秒もしないうちに飽きてしまって部屋に戻った。

昼休み、すっかり雨が止んでいたので、ZINEフェスで使うコインケースを買いに行こうと外に出る。すると、濡れた地面や木の葉が太陽に照らされてキラキラしていた。世界が丸ごと洗われたようで、清潔な光が広がっていた。

狐の嫁入りはなぜこんな「街の丸洗い感」を伴うのだろうと考えながら100均へ向かう。もしかしたらガソリンスタンドの洗車機に入り、車内から外を眺めているときの景色に似ているからなのかもしれない、という結論に思い至り、そしたらものすごい発見をしたような気分になってドキドキした。ほしかったコインケースは見つからなかったが、胸の高鳴りは未だに持続していたので明るい気持ちで帰宅。

夜、イベントの告知をしていいないことに気づく。急いで下書きフォルダに入れっぱなしだった週報を完成させて、最後にZINEフェスの告知も入れてアップした。

ブログを書いたらなんだか満足してしまい、日付が変わるころには布団に入ってしまった。明日は頑張る。

2025/11/11(火)

たくさん寝れたのでスッキリ起床。仕事を始めようとしたら、机の端の方に「やばいやばいやばい」と書かれた紙が置かれていて笑ってしまった。バイオハザードみたい。この机は、間違いなく追い詰められている人のものだ。

夜はひたすらに原稿を進める。2時過ぎに眠くて仕方なくなったので、5時にアラームをかけて寝る。

2025/11/12(水)

5時に目覚めることはできた。できたのだが、起き上がった途端にめまいがしてその場に倒れ込んでしまったので「危ないからしっかり眠ろう!」と思って再び布団に入ったら次に目覚めたのは7時だった。

夜は相変わらず原稿原稿原稿。

今回出そうと思っている2冊の本の中身が、どちらもやっと8割くらいできてきた。もうすぐ完成するじゃん!と思って嬉しくなっていたら、心の何処かで「原稿というのは初稿が出来上がってが長いのだよ〜」と思う自分がいた。今ここでテンションが落ちたら全部がおしまいになってしまう気がしたので、冷笑する自分を無視する。そうだとしてもただひたすらにやるしかないのだから。

日付が変わったくらいで眠すぎるから何か気分転換になることをしようと思って、無料配布しようと思っているおみくじのイラストを描き始める。ちょっと描いたらすぐに原稿に戻ろうと思っていたのに、テキストエディタ以外の画面を見れるのが嬉しすぎて、気がついたら1時間近く時間が経過していた。

やばい!やばい、と思って原稿に取り掛かろうと思ったが、眠すぎて何も考えられなかったので布団に入る。この前買った島本和彦先生の本を読んでいた。

むっちゃ元気が出る。元気になって5分だけ原稿をやって、やっぱりに眠いからと思って4時に寝た。

2025/11/13(木)

今日は一日原稿とZINEフェスの準備。どうせ直前に余裕なんてないだろうと思って、この日は前もって休みにしておいたのだ。

娘を保育園に送り出してから、ひたすらに原稿を書く。書いて書いて書き続けて、昼過ぎにやっと日記本の方の初稿が上がる。これで最悪、これを印刷して綴じてしまえば、当日に並べるものがないなんていう最悪の事態は避けられる!と思ってたら全身の力が抜けた。とはいえ、それは想像しうる限り本当に最最最悪の事態で、そんなことをしてしまったら後日「なんであんな本を売ってしまったんだ」と思うに違いない。なので、これからしっかり時間をかけて推敲して直していかなければ……。

その後もずっとパソコンと向き合い続け、夕方頃にはスカッと系シナリオライターのZINEの原稿も8割位出来上がった。この調子なら、明日は寝ずに作業をし続ければ、当日は2冊の本を机に並べられるんじゃないか?と思って嬉しくなる。ルンルンで保育園に娘を迎えに行き、ルンルンで夕飯を食べる。

夜は夫に娘の寝かしつけを担当してもらって、私は近所のファミレスへ行って作業を進める。22時すぎのファミレスは1人で来店している人が多い。同士だ、と思う。心強い。「お互い頑張りましょうね〜」なんて思いながらニコニコ顔で店内を見渡すと、隣の人がグラスワインを飲みながらパソコンをいじっているのが目に入った。あら……いいですね……となり、思わず私もビールを注文しそうになったが、いまアルコールを摂取したら何もかもが中途半端に終わりそうな予感しかしない。タッチパネル式メニューのアルコール欄を眺めるところで、なんとか踏みとどまった。

その後はファミレスの閉店時間まで作業して、家に帰ってシャワーを浴びてからもキーボードを叩く。スカッと系シナリオライターのZINEも初稿が8割くらい完成。もう少し頑張ろうと思ったけれど、さすがに睡魔に勝てなくって1時すぎに寝た。

2025/11/14(金)

午前中は仕事をして、午後は娘の用事をサクッと済ませたあとに、すぐに原稿に取り掛かる。

まずは昨日出来上がったはずの日記本を読み返す。そしたら、面白くなさすぎてびっくりした。なにこれ、起こったことを順番に書いてるだけじゃん!読んでいて「だからなに?」という感想しか浮かんでこない。そこに書いていない出来事を頭の中で補完できる私ですら面白くないんだから、何も知らない人が読んで面白いわけない。めちゃくちゃショックを受けて、もうスカッと系シナリオライターの本なんてどうでもいいから、とりあえず日記本を納得行くまで直そうと思って、元あった文章を大幅に消して書き直す。

ひたすら書いていたら、娘のお迎えの時間くらいでやっとなんとなく全体的に整ってくる。キリの良いところまで終わらせて、娘のお迎えに行き、スーパーでご飯を買って帰る。夜はまた夫に寝かしつけをお願いして、昨日と同じファミレスに行く。

日記本をゴリゴリ書き直す合間に、スカッと系シナリオライターの方も読み直してみたら、そっちも面白くなかった。無心で直していく。削って削って削って、ちょっとだけ書く。集中力が高まりすぎて、閉店までにかなりの量を直してしまった。読み直してみたら、なんだか結構面白い本ができた気がしてテンションが上ってきた。昼間は日記本さえ出せればスカッと系シナリオライターの本は出せなくてもいいと思っていたが、やっぱりこっちもイベントに持っていきたい。誰かに読んでほしい。

寝なければ2冊だせるんじゃないか?と思って、ファミレスでコーヒーをガンガン飲んでから帰宅。

家に帰ってもひたすらに作業。風呂にも入らずひたすら書く。

2025/11/15(土)

ZINEフェス当日。結局徹夜したが、なんとか2冊出来上がった。よかった。

nemutage.hatenablog.com

ZINEフェスは最高だった。出てよかった。諦めなくてよかった。

イベントが終わったあとは、友だち夫婦と飲みに行く。今日はきっとすぐに酔ってしまうから気をつけないと、と思っていたのに、居酒屋についた途端に満足感・達成感でいっぱいになってメガジョッキの生ビールと瓶ビールを1杯飲んだ。

2025/11/16(日)

久しぶりに8時間寝た。脳がフレッシュな感じがする。良い朝だ。

ここ数日、放置していた家事をこなす。合間にメルカリで買って届いていたキーボードの動作確認をする。このキーボードは、ZINEが出来上がらなかったらどうしようというストレスで、衝動的に買ってしまったもの。自分に使いこなせるだろうかと思いながらも試しに1つのキーに指を沈めてみると、霜柱を踏んだような音がして楽しくなった。

昼間は娘と一緒に公園へ行く。真っ暗になるまで遊んでヘロヘロ。夕飯は「サンドイッチパーティーがしたい」という娘のリクエストにお答えして、テーブルに8枚切りパンと、卵サラダとツナとマヨネーズを和えたやつ、小さくちぎったレタスや薄く切ったミニトマトやアボカドをテーブルに並べてみた。

それをみた娘ははしゃぎながら野菜だらけのサンドイッチをつくり「できた!ナニコレサンドです〜〜!!」と言ってニコニコしていた。「ナニコレ?なにそれ〜!」と言ったら、娘は「その言葉が欲しかったんです!!」といった感じで、顔を真っ赤にしてニッコニコしながらめっちゃ嬉しそうにサンドイッチを頬張っていた。パーフェクトコミュニケーションだったようだ。よかったよかった。

2025/11/07(金)〜2025/11/10(日)

2025/11/07(金)

ついにこの日が来た!インフルエンザに感染した娘の、保育園の登園停止期間が明ける日だ!1週間ぶりの保育園。いやー……本当に長かった……。

夫に連れられて保育園に向かう娘の姿を見届けたら、すぐに部屋に戻って掃除を開始。

娘が保育園に行っている間にやりたいこと山ほどあった。まずは部屋の隅に山積みになっていた洗濯物を畳み、掃除機をかけ、シンクに溜まっていた食器を洗う。娘が家にいる間、目をそらせるだけそらしていた片付けを、気が済むまで(そして出勤時間がやってくるまで)やる。普段は掃除なんて大嫌いだけど、今日はとても楽しい!

昼休みにはiPadを開いて、YouTubeの表示設定もした。娘がいつの間にか観ていた、大人がおままごとをしている動画や、ポケモンの対戦動画をオススメ欄に表示させないためだ。気になる動画を1つ消すと、似たような動画が1つ表示される。なかなかやるじゃん、でも私が全部消してやるよ、と思って謎に燃えながらポチポチ設定していく。

途中で「これって娘が好きになるものを私がコントロールしている状態なんじゃないか?」という思いが頭をかすめて罪悪感が湧いたが、そもそもYouTubeにサジェストされた動画を観ているんだったら、YouTube側に好みをコントロールされているようなものだ。

広告収入のために刺激の強い動画をおすすめしまくる仕組みが悪いんだ!これはコントロールじゃない!悪い仕組みから娘を守る方法!娘!いま守ったるぞ!とかなんとか思っていたら、さらに燃えてきて、一気に作業が進んだ。

すっきり。

2025/11/08(土)

娘と一緒に駅前に出て買い物をした。娘にとっては1週間ぶりの人混み。情報が多くて混乱したのか、やや多弁気味だった。

商業ビルをぐるぐるめぐり、欲しかった生活用品を一通り購入したあとは、本屋へ行く。ここ最近疲れていたので本でも買おうと思ったのだ。娘もこの数日、苦い薬を飲んだり眠くもないのに寝たりして偉かったので「何か好きな本を買ってあげるよ」というと、娘はとりあえず図鑑コーナーに走った。高い本からチェックしに行くのか。すごいな。

娘を追って図鑑コーナーへ行く。娘は目をギラギラさせながら、危険生物の図鑑と、科学の実験の図鑑と、アイプリのキャラクター図鑑を順番に立ち読みしたあとに、また危険生物の図鑑を読もうとしたので流石に止めた。あまりに長い時間立ち読みしようとするので何度も帰ろう、それか図書館へ行こう、と声をかけたのだが、何を言っても彼女は生返事をするばかり。その場から一向に動こうとしない。

私のほうが先に疲れてしまったので、そろそろ何を買うか決めてほしい、と言ったら、娘はさっきまで近寄ってもいなかったクリスマス本コーナーまで小走りで向かい、表紙すら見ていなかった本を持ってたので笑ってしまった。

会計レジには、娘が選んだ本と一緒に、子ども向けの絵画図鑑も持って行った。これは私が、娘と一緒に立ち読みしているうちに興味を惹かれたものだった。

長時間立ち読みしていた娘ではなく、付き添っていた私のほうが図鑑を買うという結果は、なんだか上手な営業にひっかかったマヌケな客のようでちょっと情けない。誰かこれを寓話にしてほしい。そうしたら少し救われるから。

www.shogakukan.co.jp

2025/11/09(日)

朝起きたらメガネが壊れていた。つるの付け根の部分がぽっきりと折れていたのだ。これが金具が壊れたくらいだったならなんとか修理できたかもしれないが、私が使っていたのはJINSのヒンジレスモデル*1

全体が樹脂で出来ているメガネが途中からボキッと折れてしまったというのは、シーブリーズのボトルのフタが捩じ切れて取れちゃったようなものなので、これはもう修復不可能だろう。

昨日寝る前まではなんともなかったので、おそらく寝ているときに上からのしかかってしまったのかな。2年前にも変な力の入れ方をして同じシリーズのメガネを折ってしまったことがあるので、まあこのモデルはそういうことが……あるんだよね……という諦めた気持ちでメガネだったものを眺める。

nemutage.hatenablog.com

ということで、とりあえず上の記事と全く同じ、使っていないメガネを装着した。やっぱりちょっと重い。

ちょうど最近視力が落ちた気がしてメガネを作り直さなければいけないなとは思っていたので、いいタイミングだったのかもしれない。そう自分に言い聞かせて家を出る。今日は夕方から美容室に行く予定があったので、その前にさっさと決めてしまおうと思って駅前のJINSに入る。

前使っていたものと同じ物があるといいなと思って探してみるも見つからない。店頭在庫がないだけなのかなと思って店員さんに聞いてみると、なんとヒンジレスメガネはもう生産終了してしまったという。え〜〜〜!!!このメガネ、どれだけ頭を動かしてもズレないから、あっちやこっちやと色々な場所を見る子育て中には使い勝手がめっちゃよかったんだけどな。軽いからメガネを付けたまま寝落ちしたりできたし、娘にブン投げられても壊れなかったし。いや、多分そんなことを頻繁にやっていたから折れてしまったのだろうけど……。

じゃあ次はどんなメガネを使おうかな、と色々試着してみたのだが、だんだんとどれが似合うのかわからなくなってくる。もうめんどくさいから一番派手なやつにしたろかな、と思い出したところで、こんな状態で選ではいけない……とはっとする。ちょうど予約の時間が迫っていたので美容室に向かう。

美容室では髪を切ってもらいながらiPadでZINEフェス用の原稿を進めた。美容師さんに何をやっているのか聞かれたら正直に答えようと思っていたのだが、全く触れられることはなかった。

髪を染め、切り、家に帰る。玄関のドアを開けたら娘が飛んできたが、私の顔を見て一瞬あれ?と不思議そうな顔をしていた。「ん?どした?ただいまー」と言ったら、娘はホッとした顔になって「ママかー!見た目が違うからママのお友だちかと思った〜」と言われた。たしかにメガネも髪型も昨晩と違う。

娘が寝たあとはひたすらに原稿を進める。たくさん書いて、大幅に消し、またもや書いて、消して消して、の繰り返し。顔がむくんでくると封印していたメガネの鼻当てが食い込んで痛い。やっぱり早く新しいメガネを買わなくちゃ、と思ってzoffのオンラインショップにアクセスしたら、アウトレットコーナーに高校生の頃使っていた物とおそらく同じモデルであろうメガネが安く出ていたので勢いで買ってしまった。

2時すぎまで作業していたが、だんだん腕が重くなってきたので寝ることにする。布団に入ったが、妙に頭が冴えてしまっていて、スマホで原稿の修正などをして結局3時に就寝する。

*1:メガネの前面のフレーム(👓️←これ)とツルの部分(耳の上に乗せている棒)をつなぐために存在するヒンジ(蝶番みたいな金具の部分)をなくしたメガネのシリーズ。 www.jins.com

ZINEフェス吉祥寺ありがとうございました!

2025年11月15日(土)に、吉祥寺パルコの屋上で開催された吉祥寺ZINEフェスティバル(通称:ZINEフェス吉祥寺)に参加してきました!!

note.com

いや〜!楽しかった……と!感想を書く前に!お詫びを!させてください!!

前回のブログで「ブースは公式から発表がありましたら、このブログとTwitterにて改めてお知らせします!」と書いておきながら、結局何も更新しないままイベントを終えてしまって本当にすみません……。

バタバタしていて完全に失念していました……申し訳ない……申し訳ない……。

ZINEが出来上がるのがあまりにギリギリすぎて、てんてこ舞いなイベント参加ではありましたが、結果として「出てよかった!」と胸を張って言えるほど楽しい一日でした。ということで、ここからはZINEフェス当日のことや、持って行った本のことを軽く振り返っていきたいと思います。

当日のこと

イベント当日の朝

当日は家を出る5分前まで本の印刷をしていた。というのも実はイベントで販売する予定のZINEの文章が出来上がったのが当日の深夜2時。そこからレイアウトを整えたり表紙の絵を描いたりして、やっとの思いでなんとか家を出る30分前に印刷設定までたどり着けたのだった。

どうにか本文ページと表紙の印刷は終えられたものの、何度シュミレーションしてもホチキスで留める時間がない。仕方ないので製本作業は会場でやることに決めてシャワーを浴びる(前日は切羽詰まりすぎて、風呂にすら入れなかった)。

大急ぎで浴室を出て、髪を濡らしたたまま荷物を鞄に詰めていたら、見かねた夫が何か手伝うよと申し出てくれた。「ありがとう!本当にありがとう〜」と何度も言いながら脱衣所に走って、髪を乾かして、また走ってリビングに戻ると、そこには夫の手で段ボールやワイヤーネットが完璧なバランスでくくりつけられたキャリーがあった。「これでいい?」とはにかむ夫を見て、この人と結婚してよかった〜〜〜!!!と強く思った。

その後は必要そうなものはとりあえず全部カバンに詰めて(本当に必要なものか考える時間すら惜しかった)、コーヒーをガブ飲みして無理矢理アドレナリンの分泌させて、猛ダッシュで家を出る。もちろんすっぴん。ウキウキやドキドキを感じる余裕すらない朝だった。

現場到着〜設営

集合時間ぴったりに、会場である吉祥寺パルコに到着。

運営側から「到着した人から会場設営の手伝いがある」と聞いていたのだが、私が屋上についた時点で全ての用意が完了していた。もっと早めに到着した人が全部準備してくれていたのかな。ということで、気合を入れて腕まくりをしていた袖をニュートラルな状態に戻して出店準備に取りかかる。

ブースの設営をサササッと完了させたら、あとはひたすらにホチキスを持って製本作業。ある程度在庫が作れたところで自分がすっぴんなことを思い出して化粧をしていたら「あの、藤野さんですか?」と声をかけてくれた人が。え!?!?そ、そうです!?!?!と答えると、なんと同じくイベントに出店していた 町田町子 (id:shiosu39) さんだった。今まで何度もブログを読んでいた人に実際に会えて超超超嬉しかった。テンションと体温が上がってホカホカになっていたら、そろそろイベント開始です!というスタッフの声が聞こえてくる。

イベント中

12:00〜15:30

正午ぴったりにイベント開始。どんどん人がやってくる。

私は今日はきっとそんなに忙しくならないだろうという予想をしていて、それは10年前に文学フリマに出店したときに、5冊くらいしか売れなかったという記憶から導き出されたものだったのだけれど*1、その予想に反してガンガン私のブースで足を止めてくれる人がいて、サンプルを手に取ってくれ真剣に読んでくれて、そして購入までしてくれる人が多くて本当にびっくりした。予想外の展開すぎて、嬉しさよりも先に驚きが来た。あと焦り。せっかく私の本に興味を持ってくれる人がいるのに、肝心の在庫がないと売れないよ!と思って、一心不乱に手を動かした。

というわけで、ひたすら本を作り、ブースに人が立ち寄ってくれたら話しかけ、また本を作って、前を通った人に挨拶をして、テイクフリーのおみくじを作って……の繰り返しをしているうちにどんどん時間が過ぎていった。

とにかく忙しくって、ご飯を食べる余裕どころか会場を見て回る時間すらなかった。15時くらいに「そういえば町田町子 さんは早めに撤収するって言ってんたんだった!!」ということを思い出し、走ってブースに行くなどした。間に合ってよかった〜!

15:30〜17:00

このくらいの時間から、だんだんと人の出入りが落ち着いてくる。会場の空気がまったりとしてきたのと同時に急に眠気が襲ってくる……。

隣のブースの人と「寒くないっすか!?」という話をしたり、夫が差し入れてくれたご飯を食べたりしたりして必死に起きていたのだけれど、16時を過ぎたくらいからはもういよいよ製本をする元気もなくなってしまい、ただただぼーっとしていた。

売り子をする元気もなくなってしまって、テイクフリーのおみくじを一番いい位置に置いて、呼び込みも最低限にして、とりあえずブースの中に座っていた。もう帰って寝ようかな……と思っていたところで、友だち夫婦が買いに来てくれて一気に目が覚める!

わざわざ会いに来てくれた嬉しさでテンションが上がりすぎて変になってしまい、「私!昨日寝てなくってさ!今夜お酒を飲んだら酔うのが超早いと思う!!めっちゃ盛り上げられると思う!!だから終わったら飲みに行こ!!」というヤバすぎる誘い文句で飲みに誘った。ヤバ。

撤収

17時にイベント終了。スタッフの人の「これにて終了です!」というアナウンスに拍手をしたところで急に肩が軽くなって、自分が緊張していたことに気付いた。そして、ようやくここで多くの人に自分の本を手に取ってもらえたことに対する嬉しさがわいてきた。出店してよかった、在庫があまり残らないでよかった、無事イベントが終わってよかった、よかったことばかりが頭に浮かぶ。朝はあんなに大変だったのに。

その後は時間との戦い。真っ暗になる前に、片付けを終わらせなくてはいけない。

11月なので、17時といえど前にいる人の表情がわからないくらいには暗い。明かりがない中、鳥目の私はシルエットしか見えない段ボールはめちゃくちゃに畳んでキャリーにくくりつけ、レジャーシートの上にあるものを全て箱に放り込むようにして撤収作業を進めた。

17時半になるころには、あたりはもう真っ暗。なんとか全ての荷物を鞄に詰め込んだので、スマホのライトで周囲を照らして忘れ物がないか確認。正直あまり見えない。が、多分大丈夫だろう……。

キャリーを引いて、両隣のブースの人に挨拶をする。返事は聞えたけど、暗過ぎてもう表情はわからなかった。こんな暗闇でさよならの挨拶をしたのって、いつぶりだろう。非日常的なことは何でも楽しく思える。

あー楽しかった、と思いながらパルコを後にした。

持っていった本

販売したZINEのことも書こう!今回持っていった本は2冊でした!!

どちらも自宅のプリンターで印刷したものを、市販のホチキスで綴じたコピー本です。

先述した通り、会場で製本したできたて本をその場で売るスタイルでやっていました。だいぶライブ感のあるブースだったと思う。

『夏は祭りの季節』

日記本です。

私はこのブログ以外に、紙のノートやPCのテキストエディタやらに誰にも見せないブログを書き留めているのですが、そこらに散らばった2025年8月の日記を見返してみたら、毎週末のお祭りに行っていて面白かったのでまとめて本にしました。

この本の見所は、娘にとっての祭りのメインイベイトが変わっていくところ。

最初は祭りといえば出店でスーパーボール釣りをすることだった娘が、とあることがきっかけで盆踊りにのめり込んでいくようすを書いています。

『スカッと系シナリオライターやってました』

ジャンルとしてはノンフィクション??になるのか?

過去にやっていた仕事、「スカッと系マンガのシナリオライター」について書きました。

私がなんでその仕事を始めたのか(これはここに書いちゃってもいいか。娘を保育園に通わせ続けるために始めました)の説明から始まり、だんだん自分の性格が悪くなっていくのを自覚しながら仕事を続け、色々あって辞めるまでのことを書いています。仕事の内容や、スカッと系マンガの読者について思ったことなども記しています。

……そう実は私、「スカッと系マンガのシナリオライター」をやっていたんですよ。今年の春まで。

このことね、ブログに書いてなかったでしょ。あまり上品な仕事ではないと感じていたから、仕事をしている間は友だちにも隠していたんですよ。でも辞めてから、もういいや!と思って会う人会う人にやっていたことを話したら、割と関心を持ってくれる人が多くって、「もしかして私って、結構面白がってもらえることをやっていたのかな?!」と思ったので記憶が薄れないうちに本にしました。


これはZINEのおまけにつけていた、スカッと系マンガの悪役一例シート。お渡ししたそばから読んでくれて、その上笑ってくれる人が多くて嬉しかった〜〜!!

絶対に幸せなことしか書いていないおみくじ(テイクフリー)




イベントに参加するなら無料配布物も作らなきゃ!という謎の強迫観念に駆られて用意したおみくじです。全て大吉です。中央の「〜するとさらにいい」というコメント部分はオール手書きです(最初はデータで用意する予定だったけれど間に合わなかった)。

ブースの前を通った人に「無料のおみくじだけでも引いていってください!なんと全部大吉です!!」と声をかけまくっていました。ZINEフェスの人はノリがいい人が多くて、「じゃあ引きます!!」と言ってくれる人がたくさんいて嬉しかった。このイベントでは、お客さんとのコールアンドレスポンス(?)がめちゃくちゃ成立できていた印象がある。スルーされないのってこんなにうれしいんだ……*2

あと12時間後にZINEフェスが始まるのに、ZINEが完成しないよ日記(間に合わなくて配布できなかったフリーペーパー)


先述した通り本当にギリギリまでZINEを作っていたので、どうせならイベントの日にやっていたことをまとめたら面白いんじゃないかと思って作り始めたペーパーです。

何時に何をやった、というものを記録したものなんです……が、完成させることができず、結局配布できませんでした〜!!ハハハ〜〜……!!

これを作り始めた0時頃は、「きっと多分7時くらいには『やっと完成!間に合ってよかった〜』って書けるんだろうな」なんて呑気に考えていたんだよな……まさか会場で製本することになるどころか、このペーパーすら配布できないなんて思いもよらなかった……。

ブースについて

ブースの写真を撮影するのを忘れたので(そんなことあるんだ!?)、こんな感じだったよっていう感じのイラストを描きました!

今回のイベントは机や椅子の貸し出しがなく、全て自分たちで持ち込まなくてはいけないということで、段ボールに布を被せて簡易的な机を作っていました*3。床にはレジャーシートを敷いてベタ座りしていました。ピクニックみたいで楽しかった。


これはブースの一番よく見える場所に、朝一番にとりあえず書いて貼り付けた紙(きったなすぎる)。余裕が出てきたら剥がそうと思っていたけれど、結局撤収までそのままになっていた。

嬉しかったこと!

ブログを読んでくれている(そして私もめっちゃ読んでいる) shino (id:tokyosuburbia) さんにあえて嬉しかったです!会話の中で同じ1991年生まれということが判明して、同い年トークができて楽しかった〜〜!!!

あと日記本を買ってくれた人で、娘と同じくお祭りが大好きという人がいて(本のタイトルになっている「夏は祭りの季節」という言葉に共感して立ち止まってくれたらしい)、その人に「サンプルを読んだときに絶対に買おうと思った。買えて本当にうれしい」と言われて、幸せすぎて泣きそうになりました。思わず「私もうれしいです〜〜〜!」と叫んでしまった。いや〜もうあの瞬間、全ての頑張りが報われた気がしたし、私の存在を全肯定してもらったような気分になった。1週間以上経った今でもあのときのことを思い出すとうれしくって体温が上がるし、舞い上がってしまう。そして頑張ろうって思う。

両隣のブースの人と仲良くなれたのも嬉しかった。お互い暇な時間は会話をしたり、無料配布物を交換し合ったりして、それだけでもルンルンだったのだけど、最も印象深いのは私の無料配布物であるおみくじをお客さんが引いてくれたときのこと。お客さんが中身を確認しているときに、右隣のブースの方が「何吉でした?まさか大吉かな?」とそのお客さんに聞いてくれた。お客さんもその質問に「大吉でした!」とにこやかに答えてくれたので、私も思わず「お〜!」と言いながら拍手をしたら、その右隣の方も、反対側の左隣のブースの人も、一緒になって拍手をしてくれた。みんなニコニコパチパチしてて、ちょっとハッピーすぎた。あの瞬間のことは忘れられない。

あ〜〜〜!書きたいことがまだある!どんどん出てくる!けど長くなりすぎるから、ここらへんでやめておこう。なんかもう、嬉しかったことしか覚えていないよ〜!本当に出てよかったです。

今後の予定について

次に、通販を含めた今後の予定について。

今回販売した本は在庫がほとんど残らなかったため、現時点では通販などは考えていません。

ただし今回作成したのはコピー本なので、もし今後私と直接会う予定がある人は言ってもらえればガンガン刷って持っていきます!気軽に声をかけてもらえたらうれしいです〜!

そしてそして次にイベントに参加する予定も今のところない……つもりだったのですが、まだどこかに出たいな〜という気持ちがどんどん湧いてきました。

今回、本当にタイトなスケジュールで本を作ったので、イベント終了後は「もうしばらくはいいかな……」と思っていたんですが、時間が経つと楽しかったことばかり思い出して、参加したい気持ちが日に日に大きくなっています。気持ちの移り変わりが出産と全く一緒。

出るとしたら、またZINEフェスに出たいです。文学フリマも出たいなと思いつつ、参加者の多さを考えるとどうしても二の足を踏んでしまう。……まぁどこに出るにせよ、次は必ずしっかりと告知しますね……。

総括

長くなったけど、最後に総括!!何回も書くけど!出てよかったです!!!

当日の深夜2時ごろ、まだZINEが完成していないことに絶望して「もう出なくていいんじゃないか?カゼをひいたことにして出店やめちゃおうか……」なんて考えが頭をよぎったけれど、それを振り切ってなんとか完成させて、そしてイベントに参加して本当によかったです。

マジでうれしいことしか覚えてない!楽しかったな〜ZINEフェス。

それでは!お立ち寄りいただいた皆様、改めまして本当にありがとうございました!

*1:ていうかこれもよく考えてみれば、今より大幅に来場者が少なかったあの時代の文学フリマで、一般人の書いた小説を5人の方が買ってくれただけでもすごいことだったのかもしれないな……

*2:今まで参加したイベントは、シャイなお客さんが多くて、声掛けをしても苦笑いでスルーされることが多かった

*3:キャンプ用の折りたたみテーブルを持ち込んでいるブースも多かった。見やすくて羨ましかったけど、1人出店だと持ち込むのが大変だろうな〜

2025/11/1(土)〜2025/11/06(木) ZINEフェスまであと少しなのに、娘がインフルエンザになったよ日記

2025年11月1日(土)

午前中は家族みんなで区の農業体験に参加して、午後はすみっコぐらしの映画を観に行った。娘は映画の内容に大満足だったみたいで、映画館で買ったパンフレットを帰りの電車の中でニヤニヤしながら読んでいた。表情筋が緩みきった娘を見ながら、私もアイドルのSNSを見てるときはこんな顔をしているんだろうなと思った。

最寄り駅のスーパーで夕飯用の惣菜を買っているあたりから、娘が切れ間なくエンドレスに喋り続けていることに気づく。やたらテンションも高い。嫌な予感がする。娘がこんなふうにノンストップで話し続けていると、そのあと高い確率で体調を崩すのだ。

悪い予感っていうのは的中するもので、やはり夜になってから娘が発熱。

バタバタと寝かしつけの準備をしながら、インフルエンザだったらどうしようと思う。娘が通う保育園では、もうすでにインフルエンザにかかった子がちらほらと出てきている。娘はまだ1回目のインフルエンザの予防接種を受けてきたばかり*1。しかも打ったのは先週のことなので、そのときの免疫もまだ出来上がっていないだろう。

とはいえ、娘はせっかく痛い思いをして注射を打ったのだから、ほんの少しでもいいから効果が出てほしいな……と思いながら寝かしつけをする。

2025/11/02(日)

今日も娘は熱がある。それも高熱。やっぱりインフルエンザかも。日曜日だからかかりつけ医はお休みだけど、救急病院まで行って検査してもらったほうがいいかなぁと夫と話し合うも、当の娘はめっちゃ真剣にポケモンのイラストを描いていたので、とりあえず元気はありそうだから様子見でいいかとの結論に至る。ぐったりはしていないくて安心したが、布団で寝てくれ。

そんなこんな出かけることもできないので、リビングでごろごろしている娘を横目で確認しつつ、今日はキッチンでひたすら手を動かしていた。昨日収穫した野菜を茹でたり、買ってあった生栗で栗ご飯を仕込んだりした。栗ご飯は美味しくできたけれども、娘は食欲がないのか、栗だけ食べてすぐに寝てしまった。

夜はZINEフェスに出す予定の日記本の原稿を進める。やばい、全然終わらん。今回は印刷所を使わずに自分で印刷・製本するからと、めちゃくちゃダラダラ進めてしまっていたのだ。バカすぎる。終わるのかこれ、いや、終わらせないと出せないんだから頑張ろう。うわ〜〜〜!!

2025/11/03(祝・月)

夜中に、娘の「喉が渇いた」という、うわ言と呻き声の間みたいな声で目が覚めた。よろよろと起き上がり、キッチンで水を汲んで寝室に戻る。水道水の入ったコップを差し出すと、娘はゆっくり起き上がり、目をつぶったまま勢いよくゴクゴク飲んで、またぱたりと横になって再び寝た。

朝になり、娘が再び水を飲みたいと言うので一緒に起きる。昨日は夜遅くまで作業していたし、夜中に一回起きたし、あんまり寝た感じがしない。脳の動きが遅い。長期間シャットダウンしていないときのパソコンみたいになっちゃってる。重い体を無理やり動かし、水を飲み終えてた娘の脇に体温計を差すと、熱は下がっていた。とりあえず一安心。

日中、娘はテレビを観たり折り紙をしたりして過ごしていた。私はその横でスマホを使って原稿を書き進めようと思ったのだけれど、娘から10秒ごとに話しかけられて全く進まない。

テプラだったら無言で熱中してくれるんじゃないだろうかと思って出してみたら、「絵文字を入れるにはどこを押すの?」「伸ばし棒はどうすればいいの?」と今度は5秒毎に話しかけられてこれまた全く集中できなかった。1つの疑問を解決してから次の疑問がやってくるまでの時間が短すぎて、その場を離れることすらできない。結局つきっきりで娘のテプラ作成を手伝うことになり、原稿は全く進まなかった。

2025/11/04(火)

今日も娘に何度も起こされヘロヘロ起床。

起き抜けに娘の熱を測ると、今日も平熱!よーし!とりあえず一安心だが、保育園は大事を取ってお休みさせることに。もう熱は下がったけれども、夫が念のため病院に連れて行ってくれるというので、その言葉に甘えて私は仕事を進める。

昼前に夫から連絡。病院で検査したら、娘にインフルエンザの陽性反応が出たそう。ひ〜〜〜!!登園停止だ!

インフルエンザになった場合、発熱した次の日から5日かつ、解熱した次の日から3日経つまで保育園に登園できない。娘の場合、発熱は土曜日、熱が下がったのが月曜日なので、次に保育園に行けるのは早くても3日後の金曜日。そして万が一、再び熱が上がってしまった場合には、更に登園できる日が先延ばしになる。

夫と一緒に帰ってきた娘は、数日ぶりの外出に興奮したのか、朝よりもかなり元気だった。大きな声で歌っては、ゴホゴホと咳き込んでいる。こんなに元気な娘を、あと3日も家で見るのかと思うと、本当にどうすればいいのかわからない。昨日テプラで遊んだときの娘につきっきり状態を思い出して、しばし絶望。とはいえ落ち込んでいても何も始まらない。とりあえず中断していた仕事を再開。

しかし、だんだんと私の体調が悪化していく。あれ、3行以上改行がない文章が読めなくなってきたぞ、と思っていたら、いつの間にか関節まで痛くなってきた。終わった、感染した、と思う。仕事を早退して眠る。起きたら、ものすごく元気になっていた。勝った、感染していなかった。たった一時間でびっくりするほどしっかり深く眠った。

夜は夫が娘の様子を見てくれるというので、私は1人リビングで寝た。

2025/11/05(水)

7時ごろ夫が忙しなく行ったり来たりする足音で目覚める。

いったいどうしたのだろうと思い、夫の後をつけて寝室へ行くと、そこには鼻血ダラダラの娘が居た。ひえ〜!ティッシュで娘の鼻と服をぬぐってくれている夫を見てはっとして、キッチンで水をくんで来て娘に水を飲ませる。

鼻血が落ち着いたので、リビングへ移動。ぼーっとしている娘の熱を測ると、もう熱は完全に下がっている。

しかしまだまだ咳と鼻水は止まらない。とくに娘は鼻のあたりが気になる様子で、指や手の付け根で何度も触っている。おそらく副鼻腔炎になっているんだろうな。朝の鼻血も、きっと寝ている間に無意識のうちに鼻を何度もこすって粘膜を傷つけてしまったんだろう。

一応私の体温も測っておくが、平熱だった。よかった。が、なんかめちゃくちゃ眠い。なんだこれ。

昨日は夫が休んでくれたので、今日は私が仕事を休んで娘と過ごす。娘が咳き込みながらも歌を歌っているのをBGMにしながら、リビングに敷いた布団(本当は娘のために敷いたもの)に倒れ込んでうとうとする。娘はこの数日を経て一人遊びが格段に上手になってきていて、折り紙と塗り絵とテレビ視聴を交互にやって一日をやり過ごしていた。私は、彼女に投げかけられた質問に答えたり、相槌を打ったりすること以外は、うとうとしたり、寝てしまったり、はっと起きて次の食事はなににしようと悩んだり、を繰り返していた。気がつけば夜。

はー、それにしても娘が薬を嫌がるようになって大変だ。もう少し前は薬でもなんでも手渡せば飲んでくれたのだが、もう薬は苦いということを知ってしまったので飲むのをむちゃくちゃ嫌がるのである。薬は朝と夜の1日2回。だから朝食と夕食が終わったあとは、くるぞ……という緊張感が家中に走る。「怖い」「苦い」「イヤ」を交互に言い、顔の前に両腕を持ってきてガードをする娘を、おだて、なだめ、時には叱って、なんとかかんとか服薬させる。どっと疲れる。

疲れすぎて、昼間あんなに寝たのに夜も普段通りの時間に寝た。己の睡眠欲の強さが恐ろしい。

2025/11/06(木)

足元の違和感で目が覚める。起き上がって見ると、なぜか娘が私の足元で寝ていた。なんでやねん。

娘は今日も平熱だったので、明日は保育園に登園できそう。よかったよかった。

今日は夫も私も家で仕事をしながら、交代で娘の様子を見る。先に夫が娘を見ながら仕事をしてくれるというので、離れた部屋で仕事をしていたら、リビングの方から「ジャイアンかっこいい〜!」という娘の声が聞こえてきた。多分、映画版のドラえもんを観ているんだろうなと思った。


ということで!(?)ZINEフェス@吉祥寺パルコの開催まで1週間を切りました!

なんとまだzineが完成しておらず、今晩も夜ふかしして制作を進める予定です!!やばいぞ!!

当日は、夏の間に書きためていた日記を集めた本と、前にやっていた仕事について書いた本の2冊を持って行く……つもりでいます!

ブースは公式から発表がありましたら、このブログとTwitterにて改めてお知らせします!よければ今週末、吉祥寺パルコに会いにきてください〜!それでは!

👇️ ZINEフェスの詳しい情報はこちらをご確認ください!
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*1:13歳未満は2回の接種することが推奨されている

2025年10月の日記

2025年10月4日(土)

    • 娘と朝からクッキーを焼いた日。

2025年10月6日(月)

  • 今夜は十五夜。娘は1週間くらい前から今日を心待ちにしていた。保育園の読み聞かせか何かでお月見のことを知ったらしく、「ママ知ってる??!お月見の日は月を見るんだよ!」「○○ちゃんは十五夜の日に月を見るんだ!!」と何度も何度も主張していたのだ。
    • ということで、彼女が保育園から帰ってきてすぐに早速「お月様見た?」と聞いてみた。あんなに楽しみにしていたので、きっと大興奮で月の様子を語ってくれるだろう……と思っていたのだが、返ってきたのは「曇ってたから見えなかったよ〜ん」という予想だにしないものだった。え?!と思って、娘を見る。が、彼女はとくに悔しがっている様子もない。いつも通りおどけている。そんな様子の娘を見ていたら、なんだか私の方が悲しくなってきてしまい、「そうなんだ、残念だったね」とつぶやいてしまった。すると娘は私の方も見ずに「うん、でも月は明日も見えるし大丈夫!」と言い、走ると踊るを器用に両立させながら手を洗いに行った。まあ確かにそうなんですけど。まああなたがいいならそれでいいんですけど。でも……楽しみにしてたよね〜〜!!!何で私は雲を動かせないんだろう。森羅万象を操作するパワーが欲しい。娘よ、母は神になりたい。

2025年10月7日(火)

  • 朝食を食べていた娘が突然「そういえば昨日、お月さま見るの忘れちゃった!」と言い、猛スピードで落ち込み始めた。昨日あんなにおどけていたのに?!とびっくりしてしまい、「え?昨日は『曇ってて見えなかった』って言ってたよ。見たは見たんじゃない?(まぁ月自体は見えていなかったんだろうが……)」と言うと、「あ、そうだった〜♡なんだぁ〜♡」と、またもや猛スピードでにご機嫌になっていた。パンもリンゴもヤクルトもキレイに全部食べて、元気に保育園に出かけて行った。
    • 娘はキレイなお月様が見れなかったことではなく、自分で決めた行動ができなかったことに悔しがってたんだな。5歳児もそういうことにストレスを感じるのか……。

2025年10月8日(水)

  • 朝に顔を洗ってからずっと目がかゆい。まつ毛が目の中に入ったのかと思って一日中パチパチと瞬きをしていたが、ふと秋花粉の仕業なのではないかと気づいて気持ちが暗くなる。
    • 花粉症ってめんどい。症状を和らげる薬をもらうために病院(しかも混んでる)に行くのもめんどいし、一日に何回も点鼻薬を打つのもめんどい。そういうめんどいの積み重ねで、快適に過ごせる季節が1つなくなる感じがしんどい。これのめんどさに対処する方法は、舌下免疫療法か、もしくは自分が花粉症だと認めないことくらいしかないと思うのですが、とりあえず後者でなんとかやらせていただこうと思います。

2025年10月11日(土)

  • 娘の運動会に行く。
    • 年中クラスである娘の競技は「すごいね〜!」とケラケラ笑いながら見ていたのだけれど、年長クラスのダンスを見た時は感動してウルウルしてしまった。統制が取れていた。みんなたくさん練習したんだねっ……!素晴らしいよっ……!と思って泣きそうになった。
      • 多分これは、あと1年後には娘もあんなダンスをしているのかもと思って想像した先にあった感動なんだろうな。先取りの感動。
      • それにしても、すべての子供に娘を重ねて見てしまう。年上の子であれば「数年後には娘もこうなるのかな」と思うし、年下の子であれば「娘にもこんな時代があったな」と思う。そして娘と一緒にいるときは、自分が娘と同じくらいの年齢だったときのことを思い出す。不思議だ。
  • 運動会のあとは、家族みんなでバーミヤンに行き、ラーメンを食べた。返ってからはみんなで昼寝をした。幸福。

2025年10月13日(月・祝)

  • 娘のマシンガントークを浴び続け、連休最終日は脳が疲れて目がかすむ。

2025年10月16日(木)

  • おでんを作った。去年おでんを作ったとき、普段食が細い娘が珍しくバクバグ食べていたので、今日はちょっと多めに具材を用意していたのに全然鍋に入り切らなかった。鍋、買い替えようかな。今使っているものは、夫と同棲していたときにドン・キホーテで買った2人用のやつだもんな。私の人生に人が増えたことを実感して少しじーんとする。

2025年10月18日(土)

  • 朝、横で寝ていた娘が私より少しだけ早く起きてきて「ママ、もしかして運動会ツーある?」と聞いてきたから笑ってしまった。ないよ、あったらよかったんだけどね、と返すと、「うん、ワンがあったからツーもあるかもなって」と、まぁないとは思っていたけど一応聞いてみましたみたいなテンションでやや不貞腐れながら話してきたのでまたもや笑ってしまった。

2025/10/20(月)

  • 朝から寒い。首の後ろが冷たくなっていて脳への血流が悪くなっているのか、頭がクラクラした。クローゼットを掘って掘って、分厚いパーカーを発掘。着用。まだ寒い。お湯を沸かして、熱々のハト麦茶を作り、ガブガブ飲む。ちょっと温まってきたので、ほっとしながら残ったを保温ポットに注ぐ。それを飲みながら仕事。
  • やたらお腹が空く日で、昼ごはんも夕飯もモリモリ食べた。何を食べても美味しかった。何を食べても美味しいと、すぐに「秋だ!」と思ってうれしくなる。夕飯はピラフだったので秋は関係ないが、それでもこの気候が美味しさを倍増させるスパイスになっている気がする。最近じゃもう、秋晴れの空を見るだけでお腹が空く気がするもんな。
    • あまりにたくさん食べたので、夜は走った。

2025年10月21日(火)

  • 娘の保育園の保育参加*1の日だった。
    • 年中のパワーはすごい。何がすごいって、彼ら・彼女らは、本当にず〜〜〜っとしゃべっている。それもそんな声のボリュームで喋ってたらすぐに疲れちゃいませんか?と思うような大声で喋っている。しかもみんな我先にとどんどん喋りだすので「ちょっと待って!順番に喋って!ハイッ!まずは〇〇君!!!!好きなお寿司の話だっけ!?!??」というようにへっぽこMCをしながらなんとか1人ずつ話を聞いた。これをいつもは先生が1人でやってくれていると思うと本当に頭が下がります。ありがて〜〜〜。
      • ちなみに娘のクラスで一番人気のお寿司は、イクラでした。2025年10月現在、私調べ。
    • 男の子たちと一緒にドッジボールをしたり、女の子たちとおしゃべりをしているうちに時間が過ぎていった。
      • ドッジボールの勝負が決まった後に「楽しかった!一緒に遊んでくれてありがとう!」と言って全員とハイタッチをしたのだけれど、男の子のハイタッチが強すぎてビビった。でも「痛い!」というと大人の威厳がなくなるのではないかと思って、「全然痛くない!!」と言って虚勢を張ってしまった。馬鹿な大人。

2025年10月22日(水)

  • 寒くて仕方がない。私の机は掃き出し窓の近くにあるので、外気温の影響を受けやすい。そして私は体内の温度調節がものすごく下手なので、部屋の温度にすぐにメンタルが左右されてしまう。夏日になればわかりやすくイラつき、木枯らしが吹き始めるとびっくりするほど簡単に落ち込みやすくなってしまう。単純すぎる。
    • そして最近は、身体の冷えが私を落ち込みがちにしていた。気を抜くと肩が内側に入り、縮こまるような姿勢になっていることが多くなった。身体がなんとか今持っている熱は逃さないぞと必死になって、本能的に丸まっているのだと思う。私はもう34年も人間をやっているので、この姿勢を続けていると血流が悪くなり、どんどんネガティブ思考になってしまうことを知っている。とりあえず一刻も早く暖を取らなくては!と思い、クローゼットから大判のストールを取り出して、ひざに掛けた。友人のモンゴルのお土産であるモコモコ靴下も履いた。夏の間もずっと愛用していたコットンのズボンも履き替え、裏起毛のものにした。昨日比でモコモコ度が150%くらいになった。
      • これだけ着れば大丈夫でしょう、と思ったが、じっと座って仕事をしているとやっぱり寒い。こんなに着ているのになんで?と考えたら、顔と手は剥き出しのままだからなのだった。ひんやりとした空気が顔や手から体内に入ってきて、時間とともに肩甲骨のあたりに冷えが蓄積していく感じがする。こうなったらもう室温を上げないと対処できない。でも電気代も馬鹿にならないし、まだ10月なのにエアコンに頼るというのも罪悪感がある。とりあえずもうちょっとだけ頑張ってみるか、と思って、熱いお湯をガブガブ飲んで体温を上げながら、なんとか仕事をする。
      • そんなこんなで必死になって冷えと戦っていたものの、別の部屋で仕事をしていた夫が「ごめん、あまりに寒くてエアコンつけちゃった」と言った瞬間に、頑張ろうとする気持ちが一気に失せた。速攻リモコンを操作。少しずつ温まる部屋。幸せ……幸せすぎる!!!全身のこわばりもほどけて、自然にニコニコしてしまう。部屋が温かいだけでこんなに優しい気持ちになれるとは。あったかいっていいなぁ。
  • 娘が今日保育園で料理をしたらしいので、「何を作ったの?」と聞いたら「サブウェイ」という返答が返ってきた。え?サブウェイ?あのチェーン店のやつ?つまりサンドイッチを作ったの?と思って「いいね、うちでも今度作ろう。何を挟んだの?」と聞いたら「何も挟んでないよ!」と怒られた。私、混乱。え?え?サンドイッチなのに挟んでない?あ、もしかしてオープンサンド???と思って娘に色々質問するも、なんだか噛み合わない。これはサンドイッチという前提から違っているのかもしれない、と思って娘に「あのさ、どんな味だった?」と聞くと「甘かったよ!!」とのこと。え???と思って少しずつアキネーターしていったら、娘が今日作ったのは「サブウェイ」ではなく「サブレ」だったことが判明した。夫と一緒に大爆笑。なるほどね。

2025年10月27日(月)

  • 今日から1人で旅行に行ってくる。羽田空港で飛行機を待つ間にこれを書いている。楽しみ。ねむたい。

*1:先生と一緒に子どもたちを見る行事